老親は子が養うべきか?誰が面倒を見るのか?私がモノ申す!
老親は子が養うべきかと言うエッセイ?読み物を偶然に目にしました。この作者は老親を子が養うべきか、と疑問を投げかけていますが、年老いて苦労して育ててくれた親を身捨てるのか。と私が作者にモノ申す!介護離職や介護でお金も体も大変だと分かりますが、放置したら一体、誰が面倒見るのか。亡くなった後で苦しむのは、あなた自身だからです。
私のPCの向こうにいるあなたへ 介護問題をどう思いますか? ネオコンサルの橘佑稀です。
「老親は子が養うべき」という風潮にモノ申す
日本には、かつて親が定年を迎えたら子が養うという社会構造があった。
日本の公的年金は賦課方式であり、現役世代の保険料が年金給付の財源となっている。
子の世代が親の世代を養う構造になっているのだ。
だが、それは本質的に間違っている。中国から輸入された儒教に「孝」、
すなわち「子は親を敬い、親は子を心配する」という考え方があり、その影響で日本でも
親孝行が奨励されるようになったにすぎない。本来、生き物は親のためには何もしない。
親は子どもの面倒をみて、子どもは孫の面倒をみる。そうやって世代交代が続いていく。
親は、子の犠牲になるのが自然界の基本原理であって、子が親を養う生き物は人間だけである。
したがって、子どもは親の面倒をみなくていいし、親は子どもに面倒をみられてはいけない。
介護などはしてもいけないし、されてもいけない。子どもは親の犠牲になるべきではない。
もちろん私も絶対に介護されない人生を送るために、必死で抵抗している。
自分の親なのに放置したら誰が面倒見てくれるのですか?
今、世の中に介護難民や老老介護と言う、流行って欲しくもない言葉が独り歩きをしています。
確かに「介護離職」を余儀なくされる方もいるでしょう。これは、個人だけの問題ではなく国の方針や政策の間違いでもあると思います。
少子高齢化になると言う事は、もっと以前から存在し、統計を取っていれば分かってて当然の事だと思います。見て見ぬ振りをしてここまで来てしまったのが現状でしょう。
失礼を承知で言わせて頂きます。
大体、能書きが多すぎます!儒教まで持ち出して自己正当化をするのですか?特にこの下りは、「親は、子の犠牲になるのが自然界の基本原理であって、子が親を養う生き物は人間だけである。」
言わせて貰えば、人間以外の生き物は独り立ちするまでに日数が掛からないし、お金も掛かりません。
動物や昆虫類の子育て期間は?
ノラ猫で精々6か月、赤キツネは、約8-10か月で成熟と共に巣立つ。クマは一年半で独り立ちする。他の生き物、昆虫類は僅か何日です。
それでも、親は外的から我が子を守る為には、寝る時間も割いています。食べるものだって、獲物が獲れなかったら自分が食べなくても子供に与えていますよね。
人間の場合はどうなるのでしょうか?
ところが、人間は成人するまでに20年、大学卒業まで最長でも22年間掛かります。
かたや親の方は、体力や精神力を使い果たして、財布もスッカラカンです。
仕事をしなければ食べさせることすら、できません。その間に子供に病気やイジメがあったり反抗期が来たり、それでも、ニートになると働かないくせにお金が掛かって、心配もしなくてはいけません。
飛んでもない!不届き不埒なニート!
中には、家から出て行かずに老親の年金を充てにしているのもいます。
今は、あまりいなくなりましたが、親が死亡したのを隠して年金を貰っていた不届き者のニートも存在していたのです。どんだけですか?
そこまで老親に厄介欠けて(怒)犬だって一宿一飯の恩義は忘れません。
何だか、情けない正当化ですね。
それに比較してこの方は、「子どもは親の面倒をみなくていいし、親は子どもに面倒をみられてはいけない。介護などはしてもいけないし、されてもいけない。子どもは親の犠牲になるべきではない。」
一体、年老いて弱った老親を肉親である、あなたが見ないで、誰が見るのですか?
お金があれば施設に入って貰えばいいじゃないですか?薄情と言うよりも、人間の皮を被った動物以下のヒト科のヒトですね。見殺しにするなんて許せません。
このような意見に賛同する人達って?!
又、それに賛同する人達がいるかと思うと情けない気持ちで一杯です。
それとも、姥捨て山でも行って欲しいのですか?同じ血の通った親子です。もし、突然亡くなってしまったら、この世にいるたった一人の肉親ですよ。
落ち込んで死ぬまで後悔するのは、自分自身ですよ
何にもして上げれなくて、落ち込んで死ぬまで後悔するのは自分自身です。
経験者からすれば、幾ら身を粉にして介護したところで亡くなってしまったら、自分の力が足りなかったのかな。もっと、あぁして上げればよかったと悔やみます。
一口に老親を看取るまでは大変ですが次は、あなたの番です。
存命中には身体がきつくて、面倒だったり文句ばかり垂れて、切れそうになる事もあるそうです。
老々介護と言う程、長生き出来る時代が、もたらしたリスクでもあり弊害だとも言えます。
だからと言って「親が子に面倒を見させてはいけない」って言う理屈が分かりません。
最後に一言
もう既に始まっていますし、社会問題でもあります。綺麗事は一切、通りません。しかし、人それぞれの事情がありますから、作者の気持ちも分からない訳でもありませんが。
本当の親子である当人が拒否したら、一体、誰が面倒見るのですか? 野垂れ死に、行き倒れ、放置、知らんぷり?私には出来ません。
例え神が許しても(許すかな?)私は許せません!亡くなった後で後悔するのは、あなた(作者)自身だからです。親が、生きている内だけですよ。介護は、お金も体力も大変だけど・・・。
又、あなたとお会いしましょう。